そこは、ちょっと畑のような、ただの野原のような、規則性と不規則性が入り混じった広大な野原。そこに電子ピアノが一台置かれている。そこに誘ってくれた何か図書の仕事をしている若い女の子と、音楽の話をしてくれる女性と私の3人で、何やら音の表現についてやり取りをしていた。最近、長いことピアノにはさわっていないけど、二人について行けるか不安をかかえたまま、まぁなんとかなるだろうと対話に加わる。最初に簡単なコード進行に合わせて、ベースラインだけあわせる。これだけやってれば、こんなに自由に歌えるのよ、と彼女。え?そんなに簡単?といっても、彼女は初見で楽譜を自由に読めてるじゃないか。それは俺にはついていけないよ。そうじゃないのよ。この音とか、この音。それに乗せていけばいいの。この感じがわからないなら、そっちのピアノのフタを...広い野原を自由に飛び回る音楽
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