俳句的生活(277)-平塚(12)ヤマトタケルの東征ー
平塚駅のほぼ真北、真土(しんど)という地区には、真土大塚山古墳と呼称されている古墳があります。4世紀前半に築造されたもので、この地区の豪族のものであろうと言われています。昭和35年までに二度部分的な発掘調査がされたのですが、その後工場建設のために盛土が全て削られてしまい、現在ではどのような形状のものであったのかすら解明できなくなってしまいました。最初の調査となる昭和10年に出土した三角縁神獣鏡は、神奈川の古墳の中ではここだけからのものとなっていて、畿内の王権と特別の関係があ
2024/04/22 15:37