俳句的生活(276)-平塚(11)老中を輩出した平塚の氏族ー
平安時代の末期、相模川の西側から小田原の酒匂川に至る地域に、中村党と呼ばれる武士団がいました。平塚の土屋に居た中村氏の分流は、領地の土屋を家名にして土屋姓を名乗り、その初代は頼朝の旗揚げに参じた土屋宗遠となっています。土屋という地域は平塚の北部で、伊勢原に近い処です。今その土屋には、一族の墓と昭和54年にまだ19歳であった浩宮徳仁殿下が見学訪問された記念碑が遺されています。土屋一族の墓浩宮殿下の見学記念碑土屋宗遠は頼朝より10歳年上で、90歳まで生き
2024/04/13 12:33